フリーターから正社員になった私のキャリアアップ全記録

就職・転職
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「フリーターからでも正社員になれるのかな…」その不安、痛いほどわかります。私も29歳まで職歴ゼロでした。

大学を卒業してから舞台俳優やロックバンドの活動に人生を賭けて、履歴書の職歴欄に書けるものなんて何もない。2020年、コロナ禍で舞台もライブも全部なくなって、気づけばただのフリーター。貯金もなく、バイト先のシフトも削られ、将来の見通しはゼロでした。

でも、そこから4年間で4社を経験し、今は業界紙の新聞記者として月給30万円をもらっています。決して順風満帆ではなく、ブラック企業も経験したし、半年で辞めた会社もあります。それでも「正社員として働く」というスタートラインに立てたことが、すべてのはじまりでした。

この記事では、フリーターから正社員になった私の体験談を、失敗も含めてすべてお話しします。きれいごとは一切なしです。読み終わったら「次に何をすればいいか」がはっきりわかるはずです。

三十路フリ太郎
三十路フリ太郎

29歳で職歴なしって、正直もう手遅れだと思ってたんだけど…

ともふみ
ともふみ

私もそう思ってました。でも手遅れじゃなかった。その証拠をこれから全部話しますね。

 

コロナ禍でフリーターに。就活を始めるまでの葛藤

正直に言います。私が就職活動を始めたのは、「前向きな決意」からではありませんでした。ただ単に、お金がなくなったからです。

2020年、コロナで舞台もバンドもすべてストップ。それまでは「いつか芽が出る」と信じて、バイトしながら夢を追っていました。でもコロナで活動自体ができなくなり、再開の見通しも立たない。28歳。貯金は数万円。実家に帰る選択肢もなく、「このままだと家賃が払えなくなる」という恐怖だけが就活の動機でした。

それでも、すぐには動けませんでした。履歴書を書こうとしても、職歴欄が空白。「この年齢で職歴なしの自分を雇ってくれる会社なんてあるのか?」と何度もスマホで検索しては、画面を閉じる日々。行動するまでに半年くらいかかっています。

今振り返ると、この「動けなかった半年」が一番もったいなかった。完璧な準備ができてから動こうとすると、永遠に動けません。

 

1社目:人材派遣会社の営業職(半年で退職)

2021年、29歳でようやく就活をスタート。「未経験OK」「職歴不問」の求人を片っ端から探して、最初に受かったのが人材派遣会社の営業職でした。

正直、仕事内容にこだわる余裕はありませんでした。「正社員」という肩書が欲しかった。それだけです。

結果、約半年で辞めました。営業スタイルが合わなかった、人間関係がうまくいかなかった、理由はいろいろあります。でも一番大きかったのは、「ここにいても成長できない」という焦りでした。

半年で退職と聞くと「根性なし」と思われるかもしれません。当時の自分も相当落ち込みました。でも今になって思うのは、「最初の就職は100点じゃなくていい」ということ。まず正社員として働いた経験を作ること自体に意味がありました。

 

2社目:年間休日84日のブラック企業で2年半耐えた話

1社目を辞めたあと、すぐに転職活動をして入ったのがインテリア用品会社の営業職です。

年間休日84日。今思えば完全にブラック企業です。土曜出勤は当たり前、繁忙期は日曜も仕事。給料は手取り20万円前後で、残業代は一部しか出ない。身体も心も限界でした。

三十路フリ太郎
三十路フリ太郎

それ、なんで2年半も続けられたの?自分なら辞めてると思う…

ともふみ
ともふみ

「1社目を半年で辞めた自分がまたすぐ辞めたら、もう次はない」って思い込んでたんです。今思えば、そんなことなかったんですけどね。

ただ、この2年半は無駄ではなかったと思っています。法人営業の基礎、お客様との折衝、数字を追う経験——これらが次の転職で「実務経験」として評価されました。ブラック企業にいたことは辛かったけど、そこで得たスキルは確実に自分の武器になったのです。

大事なのは、「つらい環境に耐えること」じゃなくて、「その環境で何を得たか」を言語化できるようにしておくことです。

 

転機:転職エージェントを使って世界が変わった

2社目を辞める決意ができたのは、転職エージェントに登録したことがきっかけでした。

それまでの私は、転職サイトの求人を自分で検索して、一人で応募して、一人で落ち込む——というサイクルを繰り返していました。でも、エージェントに登録して面談をしたとき、担当の方にこう言われたんです。

「ともふみさんの経歴なら、もっと条件のいい会社に行けますよ」

年間休日84日の会社で疲弊しきっていた自分には、その言葉が信じられませんでした。でも実際に紹介された求人を見ると、年間休日120日以上、月給30万円クラスの会社がずらりと並んでいた。「自分にはこの会社しか無理だ」と思い込んでいたのは、ただの思い込みだったんです。

エージェントを使って実感したメリットは3つあります。

  • 自分の市場価値を客観的に教えてもらえる(自己評価が低すぎることに気づける)
  • 非公開求人を紹介してもらえる(自分では見つけられない会社と出会える)
  • 職務経歴書の添削・面接対策をしてもらえる(一人で悩まなくていい)

特に職歴にコンプレックスがある人ほど、プロの力を借りるべきです。自分一人だと「この経歴じゃダメだ」と悲観しがちですが、エージェントは「この経験をこう伝えれば強みになる」と教えてくれます。

 

3社目・4社目でキャリアアップを実現

エージェントの力も借りながら転職した3社目は、介護福祉業界のコンサルタント。月給30万円。2社目から一気に待遇が上がりました。

そして現在の4社目は、業界紙の新聞記者。同じく月給30万円です。

29歳フリーターだった自分が、4年間で「新聞記者」という仕事に就いている。これは当時の自分には想像もできなかった未来です。

ここで伝えたいのは、キャリアアップは一発で完成するものじゃないということ。私の場合は4社を経験して、少しずつ「自分に合う仕事」と「まともな待遇」を手に入れていきました。1社目で完璧な会社に入れなくても、それは失敗じゃない。ステップです。

 

フリーターから正社員を目指す人に伝えたい3つのこと

ここまで私の体験談を読んでくださった方に、具体的なアドバイスをお伝えします。

1. 最初の1社目は「正社員になること」だけを目標にする

業界も職種も、最初から理想を追わなくていいです。まずは「正社員として1年以上働いた経験」を作ること。これがあるだけで、2社目以降の選択肢が格段に広がります。

2. 転職エージェントは早めに登録しておく

「まだ転職するか決めてない」という段階でも登録して大丈夫です。私も最初は情報収集のつもりでした。でもプロと話すことで、「今の自分にどんな選択肢があるか」が見えるようになります。フリーターや未経験に特化したエージェントもあるので、経歴に自信がなくても問題ありません。

3. 「手遅れ」という思い込みを捨てる

29歳、30歳、31歳——何歳であっても、正社員への道は閉ざされていません。私が証拠です。むしろ「もう手遅れだ」と思い込んで動けなくなる時間のほうがもったいない。完璧じゃなくていいから、まず一歩を踏み出してください。

ともふみ
ともふみ

難しく考えなくていいです。エージェントに登録して面談を受ける。まずはそれだけでOKです。

 

フリーターから正社員になるのは「特別なこと」じゃない

最後に、この記事のポイントをまとめます。

  • 29歳・職歴なしのフリーターからでも正社員にはなれる
  • 最初の就職は100点じゃなくていい。まず「正社員経験」を作ることが大事
  • ブラック企業での経験も、言語化すれば次の転職の武器になる
  • 転職エージェントを使うことで、自分の市場価値に気づける
  • キャリアアップは1社で完成しない。ステップを踏んでいい
  • 「手遅れ」は思い込み。動いた日がスタートライン

私はフリーターから正社員になって、さらに転職を重ねて、今やっと「自分に合った仕事」にたどり着きました。4年かけて、ようやくここまで来れました。遠回りに見えるかもしれないけれど、この4年間があったからこそ今の自分があります。

もしあなたが今、「フリーターのままでいいのかな」「正社員になれるのかな」と迷っているなら、その答えは動いてみるしかわかりません。私がそうだったように、動いてみると「意外といける」と気づく瞬間が必ずあります。

まず一歩。転職エージェントに登録して、プロと話してみてください。それだけで、見える景色が変わります。

ともふみ
ともふみ

完璧な準備が整ってから動こうとすると、永遠に動けません。まず登録だけしてみてください。それがスタートラインです。

ともふみ

現役新聞記者。

大学卒業後、舞台俳優やロックバンドの道へ進む。コロナ禍(2020年)を機に舞台の仕事がすべてなくなり、フリーターに。2021年、30歳を迎える直前に一念発起して就職活動を開始。ブラック企業やヘンテコ企業を経て、現職。

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