今は売り手市場?有効求人倍率と賃金上昇データから見る労働市場の現実

就職・転職
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三十路フリ太郎
三十路フリ太郎

今のタイミングで就職を狙うのはアリ?

ともふみ
ともふみ

今はどこの業界も人手不足。働き手確保のために、処遇改善も進んどるで!

「本当に今は売り手市場なのか?」

感覚ではなく、国の統計データから客観的に整理します。

結論、今はかなりの売り手市場。フリーターは今が絶好のチャンス!

有効求人倍率は依然として1倍超

厚生労働省「一般職業紹介状況(2024年)」によると、

2024年の平均有効求人倍率は約1.26倍です。

有効求人倍率とは、

求職者1人に対して何件の求人があるか

を示す指標。

1.26倍ということは、

求職者1人に対して1件以上の求人が存在する状態

です。

これは「求人が不足している状態」ではなく、
企業側が人を確保しづらい構造であることを意味します。

若年層はさらに求人が多い傾向

厚生労働省の職業別データでは、

  • サービス業

  • 物流

  • 建設

  • 医療福祉

などで人手不足が顕著です。

特に若年層の採用は継続的に行われており、
未経験歓迎求人が多いのは人材確保競争が背景にあります。

人手不足は構造的問題

総務省の労働力調査によると、

生産年齢人口(15〜64歳)は長期的に減少傾向。

つまり、

労働市場は一時的な景気要因ではなく、
人口構造上、売り手市場になりやすい状態です。

長期的な人口不足、高齢化は間違いなく訪れます。

一時期テレビでよく取り沙汰されていた「物流の2024年問題」というものがありました。
トラックドライバーの労働環境を改善する政府の施作でしたが、労働時間が短くなることに伴う輸送力不足が懸念されていました。

結果的に、2026年の現在では、何となく物流を維持できているそうです。

しかし2024年問題が注目されなくなった今、物流業界では新たに「2030年問題」というのがあるそう。

これはドライバーの高齢化や少子化に伴う輸送力不足で、国交相の試算ではこのまま何も手を打たない場合、34%の輸送力が不足するそうです。

これは何も物流業界だけの話だけではなく、どの業界でも起こり得ること。これぐらい世の中の労働力は不足しているのです。

賃金水準は実際に上がっているのか?

名目賃金は上昇傾向

厚生労働省「毎月勤労統計調査(2024年)」によると、

名目賃金は前年比で上昇傾向。

特に2023〜2024年は、

  • ベースアップ実施企業の増加

  • 初任給引き上げ企業の増加

が確認されています。

最低賃金は過去最高を更新

2024年度の全国加重平均最低賃金は1,004円

これは過去最高水準です。

最低賃金の上昇は、

  • 非正規層の時給上昇

  • 全体の賃金底上げ圧力

につながります。

2025年はさらに上がり、全ての都道府県で最低時給が1,000円を超えましたね。

売り手市場=誰でも楽に就職できる、ではない

重要なのはここです。

✔ 求人は多い
✔ 人手不足は続いている
✔ 賃金は底上げ傾向

しかし、

企業は「採用基準を下げている」のではなく、

採用スピードと条件改善で競争している

というのが実態です。

  • 有効求人倍率は1倍超で推移

  • 若年層向け求人は一定数存在

  • 人口減少により売り手市場構造

  • 最低賃金は過去最高

  • 名目賃金は上昇傾向

市場環境だけを見るなら、

数年前より動きやすい状況であるのは事実です。

ともふみ

現役新聞記者。
大学卒業後、舞台俳優やロックバンドの道に。コロナ禍を機に仕事がなくなり、ただのフリーターになる。30歳を迎える2021年、一念発起して正社員として働く道へ。
ブラック企業2社を経て、現職に就く。

大企業の社長へのインタビューや、採用担当者、広報担当者から得た働く現場の声を皆さんにお届け。
職歴のないアラサーへ向け、人生を取り戻す術を発信する。

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