ブラック企業の特徴とは?年間休日84日・基本給10万円以下の現実

タイトル ブラック企業体験記
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三十路フリ太郎
三十路フリ太郎

ブラック企業に就職するのだけは避けたい・・・特徴を教えて!

ともふみ
ともふみ

ブラック企業で働いたことがある経験から言うと、実際に働いている人は案外自覚がないもんやで。つまり感じ方次第って感じやな。

「うちの会社、もしかしてブラック?」

その直感はたいてい当たっています。

僕は29歳までスニーカーのショップで学生に混じって働くフリーター。
その後入社した会社は、表向きは“普通の会社”でした。

でも実態は、

・始業前出勤が当たり前
・年間休日84日
・基本給10万円以下

いわゆるブラック企業でした。

この記事では、実体験をもとに
ブラック企業の特徴と見分け方を具体的に解説します。

ブラック企業とは?定義と判断基準

ブラック企業に明確な法律上の定義はありません。

しかし一般的には、

  • 労働基準法に違反している

  • 極端に労働環境が悪い

  • 長時間労働・低賃金

  • 離職率が異常に高い

こうした特徴を持つ企業を指します。

この時難しいのは「労働環境はめちゃくちゃだけど、給料もめちゃくちゃ良い」みたいな企業ですね。証券会社や保険会社など、何となくこんなイメージがあります。

これを「労働環境がクソやからブラックや!」と安易に決めつけることは、やや強引な気もしますよね。要は働く本人が何も思っていないなら、それはブラック企業と言えないでしょう。外野がどうこう言うのは野暮なものです。

しかしこれは稀な例で、世の中にはまだまだブラック企業は溢れています。SNSでは未だに偉い人が従業員に暴行する動画が流出したり、人格否定のような叱責を見ることもあります。

そして、表沙汰にはならないが、静かに時間と自信を削る会社も、十分ブラックです

実際に働いてわかった、私のブラック企業体験記

① 始業前出勤が暗黙の了解

表向きは9時始業。

でも実際は8時半出勤。
営業に出る先輩の準備を済ませておくのが当然。

週に一度の会議は朝8時半から。

しかし先輩の準備を会議までに終わらせる必要があるので、実質8時出勤。
当然、その時間は勤務扱いされません。

例えば月20日間、30分のサイレント残業を行うと、15時間分の給料が未払い。それが1年間なら180時間。時給1,000円だとしても180,000円分の無賃労働。

実際はもっと多くの時間が奪われたいたのは言うまでもありません。

② 就業時間外の会議

朝8時半から会議。
夜は19時半から会議。

ちなみに雇用契約書上の就業時間は9時〜18時。
朝の30分は勤務時間にカウントされず、夜は固定残業代があるので無敵状態。

「会社の未来のため」と言われますが、削られているのは自分の人生です。

これが当たり前の文化だったので、当事者は意外と何とも思っていないのですが、退職して客観的に見ると異常ですよね。これ、令和の話ですよ。

③ 基本給10万円以下

給与明細を見たとき、衝撃でした。
正しく言うと、雇用契約の時にわかっていました。しかしクソフリーターだった自分が、紆余曲折を経てようやく雇用契約まで漕ぎ着けて、そこで「この条件では働けません」と言える人はどれだけいるでしょう。私は言えませんでした。

基本給は10万円以下。
各種手当で最低賃金ギリギリ。

昇給はほぼなし。

一定以上の粗利を出せば、その一部が還元される仕組みはありました。私は幸運にもそれなりに数字は作れていたので、報奨金で帳尻合わせしていたような感じですね。

④ 年間休日84日

月7日休み × 12ヶ月。
連休は基本的になし。

年間休日84日。

年末年始は有給消化。
ゴールデンウィークも有給消化。

祝日が多ければ多いほど、月7日の休みは削られていきます。
祝日を祝えなくする狂気のシステム。

例えばゴールデンウィークは、祝日が3日続きます。
祝日は基本的に休みなります。しかし月7日の休暇数は固定。

つまりゴールデンウィーク以外の休みは残り4日。

祝日が絡む週以外は週休1日で働きました。だって有給もそんなに残ってないし。

休みは与えられるものではなく、削られるものでした。

⑤ 紙・FAX文化が異常に多い

・FAXが主力
・紙での回覧
・手書き文化

業務効率より「昔からこうだから」が優先。

変化を嫌う組織は、労働環境も改善しません。
私が入社した当時は、少しずつDX化が進んでいました。しかし本社と営業所のデジタルレベルに雲泥の差がありました。

本社は平均年齢が40代前後、まだまだ時代の変化に柔軟です。
私がいた営業所は、70代のレジェンドじじいが2人。

この声のでかいレジェンドじじいは、とにかく自分が働きやすければOKという考え。新しいものを拒み、従来のやり方にしがみつく。

こればかりは自分が歳を取ったときに、同じ考えになるのでは、と一抹の不安を覚えます。

しかし「生産性」を考えると、十分にブラック、というかアホらしくなります。

⑥ 精神論ポスターだらけ

営業所の壁には、ありがたい言葉がたくさん飾られていました。

よくSNSなどで、ブラック企業や古い企業をネタにする時に掲示物を揶揄しがちですが、あながち的外れでもありません。そんな会社は実在します。

でも仕組みは変わらない。

精神論で回す会社ほど、構造は古い。

年間休日84日は少ない?

一般的に、

  • 週2回の休みで年間105日程度。

  • 週2回+祝日の休みで120日

  • 年末年始やお盆休みがあれば125日

だいたいこんなイメージです。

84日は明らかに少ない部類です。
ていうか年に2回ぐらいしか連休はありませんでした。「連休」がないんですよ?2日連続で休めないんですよ?すごいですよね。

体力的にも、精神的にも、長期的には厳しい数字です。

基本給10万円以下は違法?

違法かどうかは、最低賃金を下回るかどうかが基準です。

手当込みで最低賃金を満たしていれば、
法律違反とは限りません。

しかし、

生活が安定しない給与水準であることは事実

「違法ではない=健全」ではありません。

実際に、ボーナスは雀の涙ですし、業績が悪くなればすぐに減給することも可能です。
能力給や調整手当的なものを削ればいいだけですから。

これが実際の給与明細。
これと通ずるものがあれば、早めの脱出を推奨します。

もし今ブラックかもと思ったら

一番危険なのは、

「どこもこんなもの」と思い込むこと

僕は転職活動を始めて初めて知りました。

・始業時間に出社すればいい
・会議は就業時間内に実施
・年間休日120日以上

これだけの条件であれば、求人を出している会社は山ほどあります。

辞めるかどうかは、後で決めればいい。

まずは外の世界を知ること。

今いる場所が基準だと思い込むことが、
一番のリスクです。

早めの決断を薦める

ブラック企業の特徴は、

  • 始業前出勤がある

  • 就業時間外会議

  • 基本給10万円以下

  • 年間休日84日

  • 有給が自由に使えない

  • 古い体質

  • 精神論文化

こうした要素が重なっている場合、
環境を変える選択肢は十分にあります。

ブラック企業は、あなたの実力の証明ではありません。

場所が悪いだけです。

そして、場所は変えられます。

ともふみ

現役新聞記者。
大学卒業後、舞台俳優やロックバンドの道に。コロナ禍を機に仕事がなくなり、ただのフリーターになる。30歳を迎える2021年、一念発起して正社員として働く道へ。
ブラック企業2社を経て、現職に就く。

大企業の社長へのインタビューや、採用担当者、広報担当者から得た働く現場の声を皆さんにお届け。
職歴のないアラサーへ向け、人生を取り戻す術を発信する。

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