滝汗とは?初めての滝汗体験。全てはここから始まった。

滝汗
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滝野あせ夫
滝野あせ夫

私も最近汗をかくことが多くなって…もし良かったら初めての滝汗経験を教えてくれませんか。

ともふみ
ともふみ

わかりました。私が初めて大量の汗をかいたエピソードを紹介しましょう!本当に何でもないお話しですよ!

 

こんにちは。滝汗対策委員会のともふみです。

今回は私が初めて異変を認識した出来事をご紹介します。今思い返すと全くもって汗をかくような場面ではないのですが、そこで発動してしまうのが滝汗の困ったところ。

正直この出来事がなければ、その先滝汗に悩まされることはなかったかもしれません。

 

「滝汗ってなんぞや?」という方はこちらの記事をご参考に。

そもそも滝汗ってなに?滝汗に悩まされる日々
こんにちは。ともふみです。 このブログに辿り着いた方は、おそらく何らかの原因による「汗」に悩んでいることでしょう。かく言う私もその一人で、界隈では有名な「滝汗」に悩んでいます。

中学2年生。2学期の始業式のこと。

それは中学2年の夏のことでした。いや厳密に言うと夏休みが終わって2学期の始業式の日だったので秋なのかもしれません。

細かいことはさておき、2学期の始業式と言いますと、夏休み中に行われた部活の活動などの表彰式がありますよね。私の学校ではありました。

私は当時水泳をやっておりまして、市や県レベルですとそこそこ戦えるぐらいの実力がありました。それもあって区の大会や市の大会では大抵表彰台に登れる成績を納めていたんです。

その夏も例に漏れず表彰台に登ることができたので、全校生徒の前で表彰されることとなりました。非常に栄誉あることだと思います。小学生の頃から特に多く表彰されていたので、正直慣れていることでもありました。

全校生徒が集まった体育館。

夏休み明けという非常に暑い時期。当時の体育館に空調設備などあろうはずもなく、サウナのような暑さになっていたかもしれません。

大人しく体育座りをし、校長先生のありがたいお言葉を拝聴し、いよいよ表彰式の時。他の部活動で活躍した方々の名前を呼び上げ、そして私の番に。

「表彰慣れ」をしていた私は少しスカしながらステージの壇上へ。そこから事態が急変することに。

 

妙な緊張感の中、頬を伝う一筋の汗。

壇上に立った私は、妙な緊張感を覚えました。

ズラリと並ぶ全校生徒を見下ろすと、すごく視線を感じたのか変なプレッシャーのようなものがあったのかもしれません。それまで何とも思っていなかったのに、急に心臓の鼓動が速くなったような気がします。

そして私も全く意識がなかったのですが、汗がツーっと伝ったのがわかったんです。それが妙に恥ずかしくて、何もしていないのに汗をかいていることが、とても恥ずかしいことのように思えたんですよね。

正直壇上にいる私が汗をかいているなんて、遠くから見ている人たちは見えるはずもなく、そもそも私のことなんか見てもいないんですけど。だけどメチャクチャに恥ずかしくなり、そうなると後の祭り。

滝汗経験者はお分かりいただけると思いますが、汗のことを考えると汗が止めどなく溢れてくるんです。そうなるともうどうしようもありません。汗が汗を呼び、焦って汗が出る。表彰状をもらうころにはビシャビシャでした。

トドメを刺した、校長先生の言葉

他の生徒が表彰状を貰う時間、私にとってはただの待ち時間。その時間が無限に思えるほどに長く感じました。

汗は止まらないし、皆んなが見ている中で汗を拭うのも恥ずかしいし、当時はハンカチもタオルも持っていないし。本当に為す術なしと言った感じでした。

そうこうしているうちに私の番が回ってきます。その時の私は表彰状どころではありませんでした。だってビチャビチャだもの。

しかし逃げ場はありません。打つ手もありません。そしてついに私の番に。

名前を呼ばれ、校長先生の前へ。

校長先生の前に立つと、校長先生の表情が若干怪訝な表情に。いや、校長先生は特に気にしていなかったと思うのですが、やっぱり悪い方に捉えてしまうのです。粛々と表彰状を受け取るのですが、その最中、校長先生の何気ない一言が私にトドメをさしました。

「暑いですか?」

本当に何気ない一言です。

悪意もなにもない。良かれと思って、心配になって、私に声をかけてくれたのでしょう。

私はただ不器用な笑顔で「大丈夫です」と答えることしかできませんでした。

その後のことは全く覚えていません。

 

何でもないようなことが、きっかけになると思う

今考えると本当に何でもない出来事です。

何でもないというか、何も起きていないのです。私が勝手に人前に出て、勝手に汗をかいて、勝手に焦っていただけ。誰も何もしていない。

だけどこの日から、私の中で何かが変わったような気がします。まるでフラッシュバックするように。

「また汗をかいたらどうしよう・・・」

この考えが頭をよぎる度に、滝汗が発動しているような気がします。これは経験したことのある方にしかわからない感覚だと思います。

「汗のことを考えて、汗をかく」

自分で記事を書いていても意味がわかりません。でも意味がわからないけど、悩んでいるんですよね。そして長年付き合ってきたので、何となく対策などもわかってきました。

私が編み出してきた対策をこれから皆さんに共有していきたいと考えています。

 

また差し支えなければ、皆さんの滝汗エピソードを募集しています。

是非コメント欄などに残して頂けると、誰かに小さな勇気を与えられるかもしれません。そんなコミュニティにしていけたらと私は考えています。

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