
就職する時って何に気をつけたらいいの?

何を大事にするか、先に決めておくこと。給料なのか休日なのか。
それを叶えるために段階を踏むことだね。
私は33歳の会社員です。
かつては大学卒業後、舞台俳優やバンド活動に打ち込みながらフリーターを続けていました。しかし、2020年のコロナ禍で、舞台やバンドの予定が全て白紙に。まさにお先真っ暗でした。
しかしこれを、転機のタイミングと無理やり前向きに捉えて就職を決意。29歳で初めての正社員就職に挑戦し、現在では2回の転職を経て平均年収程度を得られるようになりました。
今回は、アラサーで初めて就職・転職活動をした私が「特に重視した3つのポイント」をご紹介します。同じようにアラサーフリーターからの転職を考えている方の参考になれば幸いです。
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未経験OKかどうか|ポテンシャル採用に注目
就職前の私は、アルバイトの経験しかありませんでした。
所有資格は普通自動車運転免許のみ。つまり職歴なし経験なしスキルなしの手ぶら状態。
アラサーフリーターが最初に直面する壁です。
私自身、履歴書に書けるような経歴はアルバイトばかりでした。そのため、求人選びの際は【未経験OK】【ポテンシャル採用】【人物重視】などのキーワードに注目しました。
こちらとしても「即戦力」で採用されるわけにはいかないと考えていました。だって何もできないもの。
職種よりも「教えてくれる体制があるか」「育てる前提で採用しているか」に重きを置き、成長できる環境を探しました。
ブラック企業かどうかを見極める|口コミや面接対応もチェック
私の場合、最初の正社員就職は「実績を作るためのステップ」と割り切って入社しました。本命は次の転職で良い条件を得ること。そのためにも、まずは一社目で社会人としての経験値を積むことが必要でした。実績を武器にすれば、転職市場での評価も高まると考えていました。
1社目・2社目は結果的にブラック企業でしたが、今なら見抜けるポイントが分かります。転職活動の中では、以下のような点を重視するようにしました:
- 未経験OK
- 「やる気があれば大丈夫」が口癖
- 求人に給与や勤務時間の具体的な記載がない
- 口コミサイトでの評判が極端に悪い
- 週休二日制
最初の就職では選択肢が限られるかもしれませんが、少なくとも「長時間労働・低賃金」が常態化していないかは必ず確認しておきましょう。
あとブラック企業の特徴として「職場が汚い」は結構ガチだと思います。
これは1社目2社目で共通しているのですが、とにかく職場が汚かった。というより紙や書類がとにかく多い。
これは職場のDX化が進んでいない、すなわち生産性の上がらない仕事のやり方をしている。昔ながらの方法を変わらず続けている、と捉えて差し支えないでしょう。
そしてこれは面接時に少し観察すればわかります。
あとベタですが、壁に標語みたいな紙もたくさん貼られていました。
私が現在勤めている会社のオフィスは、めちゃくちゃ綺麗です。掃除を外注しているので、2週間に1度業者がピカピカにしてくれます。
ソファなどくつろぎスペースや談笑スペース、隅にはバーカウンターを設置するなど、とにかく働く環境が抜群に良い。
それだけに社員の生産性も高く、大きな利益を生み、社員に還元されています。
卵が先か鶏が先か。
綺麗な職場が生産性を高め、生産性を高めることでより綺麗な職場へと変わっていくのです。
自分の強みをどう活かせるか|バイト経験も立派なアピール材料
「何もない自分にできることなんてあるのか…?」と悩む人も多いと思います。私もそうでした。しかし、舞台活動や接客バイトで培ったスキルは確実に武器になります。
- コミュニケーション力
- 場の空気を読む力
- 段取り、時間管理能力
これらは、営業職やサービス業など幅広い分野で活かすことができます。転職活動では「過去の活動から何を学び、どう活かしたいか」を言語化することが重要です。
まとめ|アラサーでもフリーターから抜け出せる
29歳での転職は正直不安だらけでしたが、「未経験OK」「ブラック企業を見抜く視点」「自分の強みを活かす姿勢」を意識することで、人生は大きく変わりました。
30代目前で焦っている方も、遅すぎることはありません。大切なのは「何を重視するか」を明確にして、行動することです。
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この記事が、同じ境遇の方の一歩を後押しできれば嬉しいです。
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