【閲覧注意】ブラック企業で働いてわかったこと|リアル給与明細を見て震え上がれ

就職・転職
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正社員として働き始めた最初の会社は、いわゆる「ブラック企業」でした。この記事では、私が実際に体験した労働環境を赤裸々に記録し、これから転職を目指すアラサーフリーターの方に向けて、警鐘とアドバイスをお届けします。

ブラック企業での労働環境

当時の職場は「少数精鋭」とうたっていましたが、実際はただの慢性的な人手不足。一人に課される業務量は膨大で、毎日がギリギリの状態でした。

また、社内はDX化とは無縁の前時代的な環境。紙の書類、FAX、電話連絡が中心で、効率化の意識はほとんどありませんでした。新人がミスをしても「見て覚えろ」の精神論が横行し、教育体制も整っていません。

ちなみに職種は、インテリア用品の輸入・卸売でした。 商品は重量物も多く、搬入・出荷作業は肉体労働の側面も強かったです。

以下が、私が働いていた会社の具体的な労働条件です。

さらに、日曜日も月2回は出勤しなければならないという暗黙のルールがあり、心身のリフレッシュはほとんど不可能でした。

正月も例外ではなく、1月2日からすでに稼働しており、まとまった休みは皆無に等しい状態でした。

ちなみに、土曜日出勤はごく当たり前でした。月7日休みという形でも、土曜日が出勤扱いになれば、実質的に休めるのは日曜日だけという月も多くありました。

なお、年末年始やお盆休みは”有給扱い”。つまり、年間休日84日以上休むためには、自らの有給を消化しなければならない仕組みでした。

  • 年間休日数:84日(月7日)
  • 給料:額面23万円、基本給はわずか9万円
  • 固定残業代:20時間分込み(超過分は未払い)
  • 就業時間:9時開始だが、半強制的に8時30分出社
  • 残業代:一切支給なし
  • ボーナス:年1回、会社に利益が出た年のみ支給

しかも、商品を管理する倉庫には空調設備がなく、夏は灼熱、冬は極寒という過酷な環境。現場作業をするスタッフにとっては地獄のような空間でした。

総労働時間をざっくり時給換算すると、本当に最低賃金スレスレ。ちなみに会社は大阪府大阪市。
ここらへんの調整は、ある意味“さすが”だとすら感じてしまうほどでした。

 

ガチ給与明細を公開!

三十路フリ太郎
三十路フリ太郎

さすがに盛り過ぎじゃない?

ともふみ
ともふみ

こんな嘘をつく必要がどこにあるのか・・・

ということで、こちらが当時の給与明細。

こちらは賞与。

3万円でもいただける喜び。

こうした環境で数年間働いてきましたが、心身ともにすり減る感覚が日に日に強くなっていきました。

さらに言えば、業界全体にも将来性がなく、長期的な成長が見込める分野とは言い難いものでした。しかも取り扱う商材や業務の専門性が高すぎて、他の職場に転職しても活かしづらい知識やスキルばかりが蓄積されていく——そんな閉塞感にも悩まされていました。

もちろん、人間関係もギスギスしていました。職場の構成は極端で、30代以下はゼロ。ほぼ全員が40代以上という、年齢層がかなり偏った組織でした。社内には70歳前後のベテラン社員が2人いて、その人たちのやり方に合わなければ、平気で文句を言われる空気があり、新人や若手が意見を言える雰囲気ではありませんでした。「正社員」という肩書きの裏には、長時間労働と低賃金、そして理不尽な職場文化がありました。

 

なぜ入社したのか?実績作りと割り切り

私がこの会社に入社した理由はただ一つ。「転職のための実績作り」です。

アラサー・未経験という立場で好条件の仕事にいきなり就くのは難しい。だからこそ、まずは社会人経験を積み、履歴書に「正社員経験あり」と書けるようにする。そう割り切って、厳しい環境に飛び込みました。

もちろん、それが正しいとは言い切れません。しかし、そこで得た忍耐力・営業経験・現場対応力は、のちの転職に大きく役立ちました。

 

ブラック企業を見抜くためにできること

これから就職・転職する方に向けて、私から伝えたい「ブラック企業の見抜き方」は以下の通りです。

  • 求人に給与や勤務時間の詳細がない
  • 「やる気があれば大丈夫」が常套句
  • 面接で質問しても具体的な回答がない
  • 口コミサイトに極端な低評価が並ぶ

特に「月給23万円」など一見普通に見える条件でも、内訳を見れば基本給が異常に低いケースは要注意です。固定残業代が含まれているか、残業代の支払い実態はどうかも確認が必要です。

ブラック企業でも得たものがある

精神的には辛い経験でしたが、それでも得たものはありました。

  • 毎日重量物を扱っていたことで、自然と体力がつきました
  • 社会人としての基礎スキル
  • 営業・交渉の現場経験
  • ストレス耐性と時間管理能力

これらのスキルを活かして、次の転職では条件の良い企業にステップアップすることができました。

最後に|アラサーフリーターだからこそ、経験が武器になる

ブラック企業で働くことを推奨はしません。ただ、「つらかった経験も、見方を変えれば強みになる」ことも事実です。

大切なのは、そこで得たことをどう活かすか。そして次に進むために、今何を準備するかです。

 

 

転職サービスを活用するメリット

就職できたのは、何やかんや転職サービスを活用したおかげでした。

エージェントの人に色々教えてもらい、それを実践し、就活中に成長できたことが一番大きかったです。

 

転職エージェントを使うメリット

  1. 未経験でも応募しやすい求人を紹介してもらえる
  2. 履歴書や職務経歴書の添削をしてくれる
  3. 面接対策が受けられる
  4. 自分に合った仕事を見つけやすい
  5. 非公開求人が多い → 一般には公開されていない好条件の求人を紹介してもらえる
  6. 企業との条件交渉を代行してくれる → 給与・休日などの待遇面をプロが交渉

特に、フリーターから正社員を目指す場合、自力での転職活動よりも転職エージェントを活用した方が圧倒的にスムーズです。

もちろん転職エージェントの選び方は非常に重要。先ほども申し上げた通り、大手はあまりオススメしません。相手にされないから。

フリーターの就職に関して最も重要なのは、数を打つこと。これによれ場慣れして自分に自信をつける。そのために転職エージェントを利用する。それでいいんです。

 

おすすめの転職サービス

現在フリーターや未経験からの正社員就職に強い転職サービスをいくつか紹介します。

👉 オカネコ転職

  • 未経験歓迎の求人多数

未経験可の求人サイトはたくさんあります。こちらのオカネコ転職も例に漏れず。

ただ大手のサイトと違って、こちらは最初から「フリーターから正社員を目指す人」に強いサイト。したがって求人も本当に誰でも挑戦できる求人が揃えられています。何より次のサービスがめちゃくちゃありがたい!

求人数は約50,000件以上。

  • 履歴書・職務経歴書の作成を代行してくれる

これが私たちのような元フリーターには一番ありがたい。作成した書類の添削は、基本的にどこの求人サイトでもしてくれます。ですが書類作成を代行してくれるサイトは他にありません。転職初心者がオカネコ転職を利用する最大のメリットと言えるでしょう。

しかも企業毎に志望動機や自己PRも作成してくれます。これはマジでありがたいやつ。志望動機を毎回微妙にアレンジしたり、自己PRをちょっと盛ったり減らしたり。面接するたびに考えるのが本当に億劫なんですよね。それも代行してくれるのですから、私たちフリーター上がりは鬼に金棒。

  • マンツーマンで対応

これも正直どこのサイトでもしてくれます。

 

👉【転職スクール】

・未経験の求人多数

こちらも未経験応募が可能な求人に特化しています。掲載数は40,000件以上。一つ一つの求人を直接説明してくれるフォローの手厚さ。何よりこのサイトは私たち応募者を「内定させたい」という想いがめちゃくちゃ強い。何と希望があれば選考を受ける企業の一社一社に対して個別の面接対策を行なってくれます。これはなかなか凄い。

・書類通過率92.2%、内定率82.7%の実績

かなりノウハウを持っている。主なターゲットは35歳以下で年収が350万円以下の方。フリーターから単純に年収アップを目指して転職を考えている方にもオススメ。

・LINEでほぼ24時間対応

担当者とLINEを交換することで、”ほぼ”24時間相談に対応してくれるそう。ほぼ、というのは相手も人間なので、寝る時間や休憩する時間は必要、とのこと。

 


この記事が、あなたの一歩を後押しできたら幸いです。

 

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