滝汗を克服する為にやったことはありますか?
わかりました。色々試しましたが、完全に克服したわけではありません。
それでも少しずつ改善していると思いますので、その方法を紹介しましょう!
私は滝汗を完全に克服したわけではありません。
その頻度こそ減少傾向にありますが、それでも気を抜くと滝汗が発動してしまいます。そんな中で私が行ってきた根本的な対策。「メンタルを強くする」為に行なったことをご紹介します。
TTJ
皆さんは「TTP」という言葉を聞いたこと、見たことはありますか?
これはビジネス界隈で言う「徹底的にパクる」というやつです。私が提唱したいのはこちら。
「TTJ(徹底的に準備する)」です。
言ってることは至って普通だと思いますが、これが実はかなり重要だと考えています。赤字にするぐらいには重要です。
私たち、というか私が滝汗を発動するタイミングは、基本的に心が乱れている状態。要は「焦っている状態」なのだと思います。そしてこの焦りは「不安」からきているもので、この不安は「準備不足」が招いている。そう自己分析をしました。
例えば以前に紹介した秘薬「ストッパ下痢止め」を飲まずに滝汗イベントに行ってしまうこと。
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この簡単な準備を怠ると、高確率で滝汗が発生します。逆に秘薬を飲んでおくと、かなりの割合で滝汗を回避することができます。これは秘薬の効果もあると思いますが、それ以上に「秘薬を飲んでいるから大丈夫」という心の余裕がメンタルを平穏に保ってくれていると思います。
これは一種の思い込み、「サブリミナル効果」と言えるかもしれませんが、それでいいんです。とりあえずは「いつも汗をかいていたのに、今日は大丈夫だった」という成功体験をいかに早く数多く踏めるかだと考えています。
その為に重要なのが「徹底的な準備」なんです。これは「秘薬を摂取する」以外にも言えることです。
人前に出る
少し強引な対策ですが「人前に出る」という方法を行いました。要は「場数を踏む」という体育会系の方法です。
と言うのも私は元来人前に出るのが好きなタイプなんですよね。それなのに滝汗ユーザーになるという矛盾。そうは言っても仕方ないので付き合っていくしかないのですが。
そんなこともあって高校生の頃からロックバンドを組んで活動をしていました。ロックバンドは良いですよ!汗をかけばかくほど格好良くなれる稀有な存在なんです!だから滝汗なんて関係ない!
元も子もないことを申し上げてしまいましたが、人前に出ることは大事です。メンタルが鍛えられます。そして先述しました「TTJ(徹底的に準備)」をするきっかけにもなりました。何故なら人前でお金を頂いてお客様に来てもらっているからですね。
これは意識の問題ですが、多かろうが少なかろうが「お金を頂く」というのは責任が伴うことなんです。この問題を説明すると長くなりますので割愛しますが、それ相応に「準備」をしますから、自信を持って板の上に立てるのです。
舞台俳優として活動
またこのバンド活動に加えて「舞台俳優」としての活動を開始します。
次第に舞台俳優の活動がメインとなっていくのですが、それはまた別の話。舞台俳優として舞台に立ったり、時には朗読をしたりと様々な活動をしていました。
この舞台俳優として活動をするにあたり、一つ問題点があります。それが「ストッパ下痢止め」を使用する裏技を使えないということ。ストッパ下痢止めを飲むと声が出なくなります。本当に喉が渇くので声が出しづらくなるんです。声の大きさや発声、滑舌が命なので絶対にNG。
この舞台俳優の経験で得たものは多くあります。もちろん私が持つ滝汗の性質についても。
例えば大人数のお客様の前で演じるよりも、少人数のお客様の前で演じるほうが苦手であること。そのポイントは「視線」にあると感じました。
見られている感覚が強くなればなるほど、私の滝汗スイッチがオンになってしまうようなのです。これは大ホールで芝居をしたこともあれば、お客様3人の空きスペースで芝居をした経験から得たもの。
これも結局は「TTJ」で解決できるものだと思います。要は徹底的に準備して、台本を叩き込んで、ただ演じることに「集中」すること。この「集中」する為に準備をするのが大事なんです。
邪念を払う
これは滝汗ユーザーの方ほど理解していただけると思います。
「汗」のことを考えれば考えるほど「汗」をかく。
これは絶対的な真理だと断言できます。「汗をかきたくない・・・」とか「汗をかいたらどうしよう・・・」など考えてしまった瞬間に敗北が確定します。要はそのような「邪念」が出ないように、今目の前の事象に集中すること。これが最も大事だと思います。
その為に必要なので「準備」なんです。「準備」をすれば「楽しめる」んです。それが芝居であれライブであれプレゼンであれ同じです。「お客さんをジャガイモと思え」と言われても無理なんです。「ジャガイモ」というワードが汗に結びついて終了します。
全ての邪念を振り払い、目の前に集中する為に「準備」をします。全ては「準備」です。
邪念を振り払う為に集中する。集中する為に準備する。
様々な経験を通し、幾度もの滝汗を乗り越え、辿り着いた答え。
邪念を振り払う為に集中する。集中する為に準備する。
これに尽きます。
私の経験は少し特殊かもしれません。それでも似た経験は誰でも簡単に得られます。人前で朗読するなんて今からでもできます。このブログを読み上げてください。
そしたらたぶん失敗します。場合によっては滝汗が発動するかもしれません。そうなったら「準備」してもう一度行ってみてください。恐らく朗読するのに「集中」し、「汗」という邪念を振り払うことができるでしょう。
皆さんも是非「TTJ(徹底的に準備する)」を心がけてみてください。
自信がつけば、汗はおさまる!
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